TOMOSTA

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勉強にカクテルパーティー効果を活かす

選択的注意とは?

 

自分にとって重要だと認識された情報だけを選択して、それに注意を向ける認知機能のこと。またはカクテルパーティー効果とも言う。

 

カクテルパーティー効果について

 

1953年に心理学者のコリン・チェリー氏により提唱。

騒がしい酒場でも、自分の名前が呼ばれたら反応したり、友達との会話がしっかり聞き取れる現象。

実際、このような体験をしたことはないだろうか?

電車内で、たまたま、自分の名前が呼ばれると、ついそちらに目が向いてしまう。

 

これを勉強に応用できないか?

脳は情報パンクを防ぐために、日々、必要、不必要な情報を分別している。

ただ、この必要の数値が高ければ、高いほど記憶力に長けていると言える。

当然、人間関係、職業によっては限定的な知識・知恵だけで生活を送れる。

蝶には羽を動かす筋肉が体よりも大きいという情報は生活において本当に必要かと言われれば回答に困る。

ただ、物事の理解の幅を広げる、インターネットよりも的確に素早く問題解決できる能力を身につけるとなると話は変わる。

確かに、数学者、科学者、工学系の職業、いわゆる数学を専門的に扱う、コンピューター、プログラミングで活用するとなると、当然、大学レベルは必要。

ただ、それ以外の文系職となると、中学レベルの数学で社会的にはやりこなせてしまうのが現実。

だから、数学は中学レベルまででいいのかと問われると、それもまた違う。

話を戻すと、カクテルパーティー効果を勉強で生かすためには、人生は必要な情報しかないと考えること。

不必要と判断するのは安易な考え方で意識すれば大抵が必要となる。

コンパクトにキーワードだけで脳に保管するだけでも、十分視野は広くなる。