数学を解く鍵は数学的翻訳力
簡単な例を挙げる。
「三角形の面積を求めなさい」
そう問われると、すぐに、三角形の公式、(底辺)×(高さ)÷2が思い浮かぶ。
また、三角形二つを組み合わせて平行四辺形を作成できることも読み取れる。
また、文章中に2,3,5,7,11と続いているとこれは素数だなと判断でき、素数を使った問題何があったかなとキーワードを読み取ることによって問題が解けるようになる。
数学的翻訳力とは、数学の問題文を数字に変換する力。
変換していくと決まった公式にたどり着き、解法パターンへとつながる。
そのスキルを磨くためには、対応した難易度の高い応用問題の数にある。
基礎学力を身につけるのはいうまでもないが、難易度の高い応用問題に対応できるのであれば、その単元においては甘口、中辛、激辛というようにレベルを見分けながら解けるようになるだろう。
数学が苦手ですというのは、この問題初見で、文章の内容が上手く読み取れませんというだけである。
余談ではあるが、そもそも、学校の先生で数学の教え方が格段に上手い人は少数だと思う。(数学の証明が上手い先生はその先生に習うのがベストな選択肢の一つ)
なので、数学は自力、他力の両面からアプローチして学習するべきである。
補助輪付きの自転車を漕ぎつつ、慣れてきたら外し、自分の力で運転する。