TOMOSTA

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ランダムに記憶する

ブロック毎の塊で記憶するよりも、ランダムに分けて記憶する方が成績が向上する。

 

これは変化をつけたことによる作用のためである。

 

ポイントは、ランダムに記憶することにより、個々の特徴をより鮮明に掴めるようになるからである。

 

全く形が違う図形なら、頂点の数が異なる、始点と終点が異なる、線の長さが異なるなど、何かしらの特徴がある。

 

その物事に対し、意識的に関連性を掴もうとするのが記憶の向上に繋がるのだろう。

 

プラス、ツァイガルニク効果という、中断された物事の方が頭に入りやすい効果がある。

 

なので、なかなか勉強した内容が頭に定着しないなと感じたら、この方法を試してみるのが良いだろう。

 

余談にはなるが、ランダムとは無作為、予測不可能な状態を指す。

ただ、予測不可能と言っても、必ず、エリアは存在し、そのエリア内で線、点が存在する。

また、ランダムと言っても、起こりうる可能性の要素というのが存在し、それが偶発的に重なると案の定という言葉に置き換わるのだろう。

エリアが狭まれば、ランダムに発生する可能性の割合の母数は小さくなる。

つまり、予測不可能と言っても、日常の範囲内ならコントロールできるということだ。