TOMOSTA

こちらのブログでは主に勉強に関するテーマを取り扱っています。フリースクール提携も可能ですので、お気軽にご相談下さい。

◉勉強法という“学問“は存在しない

 

一応、私は勉強法というジャンルの記事を主に扱っている。

 

その理由は、勉強の得意・不得意に関わらず、興味関心を持って自発的に勉強に取り組んでもらいたい、テストで良い点を取ってもらいたいからである。

 

ただ、ここで勘違いして欲しくないことは、いくら勉強法を究めたとしても、“学問“としての深い教養が身につく訳ではないということ。

 

勉強法とは、あくまでも、それの効率化であり、科学的な根拠に基づいた勉強法以外は独自のそれへの取り組み方である。

 

だから、青ペン勉強法、7回読み勉強法など、東大生をはじめ、色々な勉強法が氾濫しているのである。

 

また、勉強法を究めたからといって、絶対的な勉強量は変わらない。

 

参考書は数冊程度マスターすればテストで良い点を取ることは可能であるが、問題集においては勉強した分だけ対応できる問題のレパートリーが増え、応用問題に対応する力が増す。

 

あと、勉強法は認知心理学×脳科学を簡略化した勉強の攻略本という認識が相応しい。

 

勉強法の本を読んだことのある人なら分かるが、なるべく細い専門用語は使わず、世間一般が理解できる程度の抽象表現で構成されている。

 

だから、理解において物足りなさを感じるのである。