◉暗記する時は暗唱して覚える

丸暗記はその物事の成り立ちの意味を理解していない。

無論、まさにその通りである。物事の成り立ちの意味を論理的に理解できなければ、正しい記憶とは言い難い。

しかし、日本における受験勉強、テストは制限時間が設けられており、いかにスピーディーに正確に解答できるかが合否の鍵を握る。

つまり、記憶における入力→出力を最短にし、答案用紙に書き出すことが重要視される。（思考力を問われる問題は除く）

丸暗記することは推奨しないが、暗記をして、物事の成り立ちの意味を理解する過程におけるキーワードを覚えるなら使うべきなのかもしれない。

一応、暗記するための方法として推奨するなら、暗唱が良いだろう。

紙に書いて覚えるよりも、筋肉を動かして覚えた方が記憶に残りやすい。

また、暗唱した内容を自分の言葉に変換し、それを他人に説明できるようになれば、理解として十分な場合もある。

が、前述した通り、暗記ばかりに頼るのは正しい勉強とは言えないので、多用することは控え、物事の成り立ちの意味を理解しながら勉強するのが一番である。