なぜ、日本の学校の生徒たちは授業の際に発言権を得られないのか?
なぜ、日本の学校の生徒たちは授業の際に発言権を得られないのか?
それは、学校というルールの中で先生が職務をこなしていく上で、生徒たちの発言により、授業進行がとどまってしまうという考えがあるから、あるいは、教科書に載っている内容しか学んできていないからではないだろうか。
これは別に先生の在り方を非難しているのではなく、事実、教科書に書かれている内容を丁寧に伝えるのが主要だという考え方が頭から離れないからだと推測する。
正直、先生と生徒達の間に教科書を挟んだ複数の糸電話があり、単指向性の暗記伝言ゲームが行われているようにしか思えない。
文脈からでは経験を得ることはできないと双方間で理解しているのにも関わらず、創造性を膨らませる発言は悪として捉えられしまうため、授業がつまらなくなる。
生徒たちが発言権を得られるようにするためには、教科書は間違いなく必要ではあるが、社会科見学で得られる経験を上手く反映させるような取り組みを多くしていく必要があると思う。
先生もただ淡々と職務をこなしていると考え方をやめ、生徒主体の教育というのを受け入れていかなければいけないと思う。