TOMOSTA

こちらのブログでは主に勉強に関するテーマを取り扱っています。フリースクール提携も可能ですので、お気軽にご相談下さい。

個人の考え方を尊重し合えるようにする

考え方には、主観的、客観的、中立的な立場から議論を積み重ねていって、科学的な根拠に基づく結果、際限のない質問の解いに決着をつけるといったように、多角的な視点から考え方の確固たる結晶を作り出していく。

その結晶の中の性質は、柔らかく、滑らかで、清らかなる、不純物が一切混ざらない美のようなもので、多方面から独立した最良の問いと言える。

私たちはそれぞれ持ち合わせているその結晶というのを享受し合い、互いの脳というのを刺激し、心を共有し、思いを繋いでいる。

ただ、互いの考え方を尊重する中で、いくつかあるが、一つだけ例を挙げて、注意喚起したい点がある。

それは、あなたの憧れるヒトが持っている特性というのに強く惹かれないようにすることである。

特性というのは特技にも言い換えられるが、これを深く崇拝し、自分の心と合致させて理解したつもりになってしまうと、人生で思わぬ方向に進んでしまう原因になってしまう。

また、彼らの考え方があまりにも希薄で、偏った遊楽にひたむきだったに過ぎなかった場合、それに気が付き、目を覚ました際に自分の滑稽さに思わず肩を落とす。

全治全能に神に憧れて、有限における知り得る事象は限られているということに気がついた時のようなあの感覚である。

そうならないためにも、崇高は時に切り離し、一個人の考え方と捉え直し、改めて考え方と向き合うと良いだろう。