セルフプロデュースする力を身につける
与えられた課題を淡々とやりこなすことは重要だが、それだけでは偶然のアクシデントに見舞われた際に適切に対処できなくなってしまう可能性がある。
また、人には向き不向きがはっきりと分かれており、水泳がすごく苦手、体が硬い子に強制的な指導をするというのは間違いであり、苦手なら、その子に合ったダンス、習字といった別のジャンルで開花できるように指導するのが普通である。
私たちには、どうしてもできないことがあると思うが、一般的に多数の人ができている作業ならあなたも当然できるでしょという押し付けが後を絶たない。
そのためには、少数派の意見として確立し、個性としてセルフプロデュースしていく他ない。
自分の強みというのは、過去を振り返れば、一つや二つ容易に見つけることができる。
ただ、あなたが無意識の内にこなせているだけであって、それを誇り、尊敬に値する能力だと主観的な判断で決定してしまっているからに過ぎない。
何か小さな賞だったとしても、ほんの些細な気づきにしろ、どう活用していくかはあなたのセルフプロデュース力にかかっている。