TOMOSTA

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教科書のトラップを見破るための方法

 

義務教育課程における公立学校で使用される教科書は、その市町村、都道府県における教育委員会が決定し、最終的にはその学校の校長が教科書採択の権限を握る。

出版元には、東書、三省堂、教出などがあり、その出版元が発行している教科書を選択するという訳である。

種類は一応限られているが、出版されている教科書が多いため、優秀な学校ほど学習水準の高い教科書を選択し、あまり学業成績が振るわない学校は易しめの内容の教科書を選択することだろう。

もうこの時点で、優秀な学校とそうでない学校のスタートラインが変わっているのは容易に察しがつく。

教科書には満点マジックが存在し、暗記項目を中心に構成された教科書だと、比較的学校のテスト内容が簡単なため満点を取りやすく、いざ、受験になると丸っ切り対応ができない暗記だと気づくことになる。(そうならないためには、どの程度のレベルの教科書を取り扱っているのか他の学校と比べ、高い水準に合わせられると良い)

最悪それに全く気がつかないでいると、その学校ではエリートな生徒でも全国模試では全く歯が立たないといった生徒がうまれる。

ので、普段学習で使用している教科書は暗記中心で構成されているものでなく、しっかりと解説が載っている教科書を選ぶ。

もしそれが難しい場合はその教科書のレベルを引き上げる参考書、問題集を活用するとそのギャップを補完することができる。

これは義務教育における公平のマジックなので、本当に気をつけた方が良い。