TOMOSTA

こちらのブログでは主に勉強に関するテーマを取り扱っています。フリースクール提携も可能ですので、お気軽にご相談下さい。

書いたら何かの輪郭が見えてくる

 

最近は、デジタルデバイスの普及で基本的な生活管理をパソコン、スマホにデータを留めて管理している人が多いと思う。

デジタル派、アナログ派は両派のメリット・デメリットを互いに補完し合えば良いだけの話なのでここではしないが、紙に書いて考えるという習慣を身につけていないと、日々の不安、悩み、後悔、雑念、葛藤、自己嫌悪、他者意識といった重圧に押しつぶされて、精神・身体的にコントロールし切れなくなってしまいます。

 

とにかく紙に書き出して思考整理する

 

頭の中の思考が色々なことで煩雑になっていると、結局、どれから処理していくのか優先順位が付けられず、時間内におけるタスク量の想定がうまくいかず手付かず状態になってしまう...

そのために、まずは部屋の掃除や整理整頓と同じように、とにかく紙に考えていた内容を書き出し、思考整理を行い、それらに優先順位をつけて、タスクとして処理していく。

紙に書き出すことができれば、頭の中で何を考えていたのか一目瞭然である。

 

考えることがないのは危険信号

 

大抵の不安や悩みは、既に誰かが解決している。

そのため、私たちは危機に直面しても、先人たちの解決方法を利用するだけで簡単に問題が解消できると思い込んでいる。

つまり、一旦自分で解決策を編み出すのを放棄し、近道して完成した情報を手に入れようとする。

常にスマホ、パソコンを活用し、分からないことがあれば、考える前に調べる...

時々、デジタルデバイスを活用する程度なら構わないが、それが習慣化されてしまうと、思考に対する重要性が分からなくなり、デジタルデバイスに脳を預けることになってしまう。

また、思考する習慣が身についていないと、自分の意見を言わなければいけない場面で硬直、自信がなくなってしまったりといった弊害も発生するので、この機会に改善すると良い。

 

考えのスタートとゴールを明確にする

 

もう一つの上の考えに昇華するためには、スタートとゴールを明確にすることが大切である。

考えという迷路があったとして、スタートとゴールの位置が分かれば、複雑に入り組んだ経路を適切に進むだけで問題解決することができる。

その際、難しく考え過ぎたり、過度に甘やかさずに、バランス良く考えるのが効果的である。

思考の迷路は複雑に入り組んで見えるだけで、大抵は簡易な経路の組み合わせに過ぎない。